トリナ・ソーラーがnタイプモジュールで24.24% の開口効率を達成、25回目の世界記録

【常州(中国)2022年8月26日PR Newswire】トリナ・ソーラー(Trina Solar)は8月24日、210mmx210mmの高効率nタイプi-TOPConセル66個をベースとする独自のVertex高効率nタイプ単結晶シリコンモジュールが、産業向け大面積nタイプi-TOPConモジュールで24.24%の記録的な開口モジュール効率を達成したと発表した。これはTUV Nord によって独自に確認されている。

トリナ・ソーラーは今年3月、大面積210×210mm i-TOPConセルで最大効率25.5%を達成し、産業用大面積nタイプ i-TOPConセルの新たな世界記録を打ち立てた。

State Key Laboratory of PV Science and Technology(太陽光科学技術国家重点研究所)のトリナ・ソーラーの研究陣は、モジュール効率を向上させる非破壊レーザー切断技術とともに、マルチバスバーと新しいカプセル化技術を開発した。大面積210mm nタイプi-TOPConセルを使用することで、2.807平方メートルの大面積600W+モジュールで最大開口効率24.24%を実現した。

高効率セル・モジュール研究開発センターの責任者Yifeng Chen Yifeng博士は「State Key Lab の技術陣によって開発された最新の成果を発表できることを非常に誇りに思う。産業用大面積nタイプi-TOPConセルで24%を超えるモジュール開口効率を実証したのはこれが初めてである。これは、セルとモジュールの効率に関してトリナ・ソーラーが達成した25番目の記録である。トリナ・ソーラーは、技術革新とその高効率製品への移行に専念し、顧客に価値を創造している」と語った。

トリナ・ソーラーは戦略的にnタイプ製品を開発し、次世代の高効率nタイプ技術をリードし続け、顧客により大きな価値を生み出している。2018年にnタイプモジュールの大量生産実現をリードして以来、トリナ・ソーラーの高効率で高出力のnタイプモジュールは市場で高く評価されており、通常発電所やC&I(商業産業用)発電プラントで広く使用されている。

210超のnタイプソーラーモジュールに対する高まる需要を満たすため、トリナ・ソーラーは2022年、8GWの生産能力を持つnタイプモジュールを計画している。これらはすべてトリナ・ソーラーの210超のN技術に基づいており、nタイプセルの高効率と210Vertexモジュールの高い信頼性を最適に組み合わせ、住宅顧客に上質なグリーン技術と完璧な美的体験をもたらす。