Waterfall Asset Managementが香港オフィス設立と幹部採用でアジア太平洋でのプレゼンスを確立

*経験豊富なクレジット専門家のAlistair Ho氏がWaterfallのアジア太平洋(APAC)地域での投資事業を拡大

【ニューヨーク, 2022年8月11日 PR Newswire】代替資産運用会社のWaterfall Asset Managementは11日、アジア太平洋地域での事業展開能力強化のため香港オフィスの設立を発表した。マネジングディレクター兼アジア太平洋地域責任者として同社にこのほど入社したAlistair Ho氏は、この地域のクレジット市場で18年以上の経験を持ち、香港オフィスを率いる。

Waterfallの香港オフィスは、ストラクチャード市場と証券化市場での同社の差別化された能力を活用し、アジア太平洋地域のノンバンク金融機関や中間市場の企業、不動産関連の借り手に民間債ソリューションを提供する機会を特定することに重点を置く。

WaterfallのJack Ross、Tom Capasse 両共同創業者兼マネジングパートナーは「アジアでの物理的なプレゼンス確立により世界規模での成長を続けることができ喜んでいる。とりわけ中間市場が成長を続け、規制改革が行われているこの地域には、民間債発行とオポチュニティーファイナンスにとって極めて大きな機会がある。さらに当社の深い専門知識と柔軟な資本ソリューションを作成する能力により、当社の投資家に代わってこうした機会を追求していく際にわれわれは際立った競争上の優位性を保持していると確信する」と語った。

Ho氏はこれまで率いていたNatixis Investment Managers International Hong Kong LimitedからWaterfallに加わる。同氏はそれ以前には、ニューヨークのシティグループ(Citigroup)のストラクチャードクレジット商品グループでキャリアをスタートさせた後、Ostrum Asset Management、みずほセキュリティーズアジア(Mizuho Securities Asia Limited)、クレディ・スイス(Credit Suisse)、シティグループ各社のアジア太平洋オフィスで上席ポストを務めた。Ho氏はマギル大学(McGill University)で経済学修士号と経済学・金融学士号、ウォータールー大学(University of Waterloo)で数理ファイナンス修士号を取得した。同氏は現在、香港インターナショナルスクール(Hong Kong International School)理事会に加わっている。同氏はWaterfallのPatrick Loパートナー兼国際事業責任者に直属する。

Lo氏は「Alistair(Ho氏)はアジア太平洋地域でのストラクチャード金融取引を率い、投資したほぼ20年にわたる経験をもたらす。同氏を当社に迎えることができて喜んでいる。同氏の専門知識と地域とのつながりは当社にとって即座に価値あるものとなり、投資を行い、同僚や取引相手と協力して複雑な金融ニーズへのオーダーメードのソリューションを作成することへの同氏の熱意は、当社の文化と使命に極めて適合している」と語った。

Waterfallの香港オフィスは同社にとって、ニューヨーク本社、ロンドン、ダブリンの事業に続き、世界で4番目のオフィスとなる。

▽Waterfall Asset Managementについて
Waterfall Asset Management はニューヨークに本社があり、ストラクチャード商品とプライベートエクイティー投資に焦点を当てている投資運用会社である。2005年に創業し、投資に対する差別化された相対的価値アプローチと、広範な資産担保クレジット専門知識を用い、顧客に魅力ある投資ソリューションを提供している。2022年4月30日現在、Waterfallは106億5000万ドルの運用資産を管理している。Waterfallはマルチ戦略の不動産金融会社で中小企業向けの貸し手であるReady Capital Corporation(NYSE: RC)の外部管理会社でもある。

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