加熱続ける中国の「ウーマノミクス」 女性が旅行に使うお金が男性を33%上回る

人民網日本語版

「ウーマン・パワー」や「ウーマノミクス」といった女性関連のワードが近年、大きな話題となっているが、旅行消費の分野ではどのような変化がみられるのだろうか?3月8日の「三八婦女節」(国際女性デー)に合わせて、旅行サイト・携程網が発表した「2022ウーマントラベル消費報告」がその詳細を明らかにしている。紅星新聞が報じた。

2021年に旅行に使ったお金を見ると、女性が男性を33%上回り、ライブコマースにおける注文のうち、女性が62%を占めた。お金をたくさん使って、たくさんのものを買いながら、しっかりと節約もするというのが今の女性の旅行消費の3大特徴となっている。

携程網によると、旅行消費において、女性は発言権が高く、消費額が高く、品質が高く、コストパフォーマンスが高いという「4高」状態になっている。旅行やバケーションに出かける際、6割以上の家庭で女性が主導権を握っている。携程網の女性ユーザーを見ると、2021年の一人当たりの旅行の注文が前年比11%増となった。

報告によると、2021年に旅行に使ったお金を見ると、女性が33%上回った。また、女性の4割以上が4つ星以上のホテルに宿泊した。その他、免税店やアウトレットモール、一流ブランド店の客のうち64%が女性で、消費額は一人当たり平均3万元(1元は約18.3円)に達している。

報告は、2021年の地域ごとの女性の観光消費の特徴も分析している。北京市、上海市、広東省の女性が依然として、観光消費において不動の地位を占めているほか、消費の増加幅を見ると、湖北省と寧夏回族自治区、陝西省の女性の観光消費は巨大なポテンシャルを秘めていることが分かる。女性の旅行消費トップ10の省・市は、上海市、広東省、北京市、江蘇省、浙江省、四川省、山東省、湖北省、遼寧省だった。女性一人当たりの観光消費トップ10は上海市、北京市、広東省、浙江省、天津市、江蘇省、遼寧省、福建省、海南省、四川省だった。女性一人当たりの消費の増加幅トップ5は上から順に湖北省、寧夏回族自治区、陝西省、内蒙古(内モンゴル)自治区、海南省だった。

報道によると、2021年、新一線都市の女性ユーザーの旅行消費が急成長し、消費総額は前年比30%増と、一線都市の65%となった。また、一人当たりの旅行消費の増加幅もトップだった。