ライブコマース、EC起業の夢を「インキュベート」

人民網日本語版

4月21日、起業家の張熙さん(左)が従業員の劉笑さんと個人メディアのコンテンツ作成で意見交換をする様子。(撮影・楊磊)

2018年の初めに、張熙さんは江蘇省東海県の大学生起業パークにやって来て、個人メディアのコンテンツEC事業を始めた。現在では現地の業者50数社およびインターネットプラットフォームの業者600社あまりと業務提携を結んでいる。新華社が伝えた。

東海県は2013年に同パークを設立し、現地の大学生がイノベーションや起業をするためのオンラインショッピング・ライブコマースのコンサルティング・研修といった「インキュベート」サービスを提供している。これまでに100人近い起業家を育てたほか、現在は複数のライブ配信パーソナリティを育成中だ。

また同県はライブコマースのためのプラットフォームを構築して発展を後押ししている。19年10月にスタートした東海水晶越境EC取引センターは、建築面積が2千平方メートルに迫り、水晶製品の越境EC事業を手がける業者、団体、個人に向けて、製品の展示・販売、生産・加工、ネット有名人によるライブコマース、研修・商談、物流・発送などのサービスを提供している。