中国、国境衛生検疫の違法行為を厳罰

CRI NEWS

 中国最高人民法院(裁判所)、最高人民検察院、公安部、司法部、税関総署など5つの部門はこのほど、共同で文書を公表し、国境衛生検疫の強化、法による国境衛生検疫の違法犯罪行為の処罰、公衆衛生の安全の維持、国民の生命の安全と健康の保障を求めました。

 文書では、「各機関は法によって国境衛生検疫の違法犯罪行為を適時適切に厳しく処罰し、新型コロナウイルスによる肺炎が出入国を通して拡散することを断固として抑制していくべきだ」と記されています。

 中国の関係法律と法規は、「国境衛生検疫規定に違反し、新型肺炎などを含む、国務院が確認・発表した伝染病の拡散を引き起こし、あるいは拡散の危険性がある行為に対して、国境衛生検疫妨害罪を言い渡し、処罰していく」と定めています。また、国境衛生検疫を妨害する行為を行った会社(機関)に対しては、罰金を科した上で、直接的な管理者や関与する人が罪に問われることになります。