雲南・神々しいほど美しい田圃・稲で描く五色絵

(絵に描かれている人物は「仰阿莎」(ヤアサ)、苗族の美神です)

雲南省宜良県耿家営郷河湾村という小さな山村で、五色模様の絵が浮かび上がるように田圃に稲が植えられています。河湾村は昆明から80キロ離れたところにある少数民族の小さな村です。

河湾村は一本の小川が馬蹄のように曲がりくねって村を囲んでいて馬蹄形をしています。田圃はあたかも画家のパレット、五色の稲は絵の具のようです。

   (この村の独特なところは、馬蹄のような形をしている)

稲穂が垂れる季節に彝(タイ)族の娘が田圃を歩く風景は、旅人が帰るのを忘れるほど美しいとされます。河湾村の五色模様の絵は百年以上も続いています。

河湾村には彝(タイ)族、苗族、ハニ族、それに漢民族が住んでいますが、この小さな村の主人公はタイ族。彼らは「仰阿莎」「ヤアサ」を信仰しています。「仰阿莎」とは苗族の美の神様です。春が来ると、河湾村の田圃は注がれた水で鏡のよう、正に陶淵明のように見えます。

          (彝族の娘は田んぼに)

田植えの季節になると、田圃は一夜にして緑色の苗となって周りの青山に溶け込みます。上空から見ると村は太陽のようです。田圃の真ん中の美しい娘は、美の神様ヤアサが微笑んでいるようです。日本の皆さん、一度雲南省河湾村を訪れてみませんか?

        (田中央の美しい娘はヤアサの笑顔)